パソコンのハードディスク
パソコンのハードディスクが進歩したおかげで、家庭用ビデオカメラで撮った映像を手軽に取り込んで編集することができるようになりました。データ容量が少ない時代では動画の画質は荒くて実用的ではありませんでした。今は画質も良く長時間の動画も保存することができます。動画以外にもいろいろなアプリケーションやOSも余裕でインストールすることができます。このように大容量化でますます便利になったハードディスクですが、容量の小さな時代でもいろいろな技術の進歩に貢献してきました。昔は容量が少なかったのでおのずと動画の圧縮技術が模索され実用化されてきました。画像データも同様です。いろいろなアプリケーションも容量に気を配った設計が求められていました。データ容量に制約があったので開発者は創意工夫をこらしながら開発を進めてきました。これが今の技術の礎になっているのだと思います。パソコン用のハードディスクが大容量で低価格になりましたが、その結果保存するデータも大容量になったのでバックアップも大容量化してきました。DVDメディアがあるので一般ユーザーであれば問題はありません。しかし会社などで扱っているデータはDVDメディアでは収まらなかったり、多くの枚数を必要とするので管理が大変になることがあります。そんなときに活躍するのがハードディスクです。日々更新されていく最新データを保持する用途であれば外付けのハードディスクは実用的です。サーバーであればミラーリングによってリアルタイムのデータを保持することもできます。